セッション情報

開拓村日記PBW4「ジャンブルサーカス団」

開拓村日記PBW4「ジャンブルサーカス団」

導入

新人開拓者のピエロは、サーカス団の団長という異色の経歴の持ち主だ。
まだ娯楽の少ない開拓村にもサーカス団が来てくれないかと頼んだところ。
団員たちを連れてやってきてくれた。

「皆様はじめましてさ~♪わた~くしは誇り高きジャンブルサーカス団二代目座長ピエロ・ジャンブルさ~♪
わた~くしが率いるジャンブルサーカス団は異種族混合移動型サーカス団なのさ~♪
目玉演目は猫族の双子によ~るくうちゅ~ブランコや虫使いによる虫芸さ♪
ぜひと~も見に来てくださ~い、皆様のおこし~を団員共々お待ちしているさ~♪」

今回の依頼

サーカス団の来訪に関わるPBWの依頼3つと、通常の依頼1つになります。

今回も楽しいコメントお待ちしています!

※通常依頼とPBWは時間がずれているものとしてどちらの参加も歓迎です!

領主からの依頼「村の文化祭」

サーカス団が来てくれるという事で開拓村も期待にあふれていた。
開店したばかりのアデルの食堂では、自分の特技などについて話す村の犬たちや、開拓者たちの姿があった。
せっかくなので親睦や自己紹介をかねた「村の文化祭」を開催するのもいいかもしれない。
一芸を見せてくれてもいい。得意の料理を出店で販売してくれてもいい。
どんな犬たちがきてくれるだろうか。

民兵からの依頼「ジャンブルサーカス団」

ジャンブルサーカス団は異種族混合移動型サーカス団だ。
犬ばかりでなく、猫やアナグマも所属しているらしい。
どのような芸をみせてくれるだろうか。
団長のピエロの話では、ジャンブルサーカス団はいつでも優秀な人材を募集しているらしい。
明日のスターになるのは君かもしれない!

商犬ギルドからの依頼「開拓村放送局」

マスターワーク展示会でシーザーがみつけたラジオという名のマスターワーク。
その解析を進めるなかで、岬の塔に「放送局」という設備があることわかった。
これを用いると開拓村の各家や遠く離れた場所に声や姿を届けることができるらしい。どういう使い方ができるのか、何を届ければいいのか。
放送局の使い方を考えていくことになった。

職犬ギルドからの依頼「彷徨う鎧の装着法」

岬の塔で発掘されたマスターワーク。
そのなかには修理すれば使えるものがいくつかあった。

しかしヒトの時代の失われた技術。
修理できる技術者を探すことは困難と思われたが、一人の天才アーティザンの噂を聞きつける。

その天才アーティザン、トーマ・シェルティは完成間際の研究がうまくいったら協力できる。
開拓者たちにもその研究を手伝ってもらえないかと打診してきた。

彼の現在の研究のテーマは「彷徨う鎧の装着法」だということだ。

「彷徨う鎧の装着法」 GM:たぐっちゃん

リプレイ

文化祭実行委員会

「ここなら目立っていいわね」
世話役見習いのアーティザンのサクラは開拓村をまわってポスターを貼って回っていた。
内容は「ジャンブルサーカス団来る!」
新人開拓者であるラッターのピエロが団長をつとめるサーカス団が開拓村でも公演をしてくれることになったのだ。
まだまだ娯楽の少ない開拓村。サーカス団の訪問は一大イベントだ。
サーカスの公演にあわせて、村の文化祭も開催されることになった。
このイベントは最近岬の塔で見つかった「放送局」というものを使っての生中継というものも予定されていた。
マスターワークの使い方を覚えて、内容を考えて、出てくる人も募集してサクラは忙しくも充実した日々を過ごしていた。
いまベルダーたちがマスターワークを直せる技術者を訪ねてくれている。
その技術者がきて使えるマスターワークが増えたらできることも広がりそうだ。
一人では大変助っ人を頼まなければ!

「会場は岬の塔全体を使おう。」
領主のガーディアンのアルフは文化祭の準備に余念がなかった。
「運動スペースにテントを立ててもらって、中庭には出店なども出してもらおう」
サーカス団の来訪を村のみんなも喜んでくれているようだ。
事故が無いように期間中も気を配らないといけない。
自分もサーカスを見に行く時間があればいいのだが、そう思いながら同じように忙しく働いているであろうサーカスに誘いたい相手の事を思っていた。

「会場の一角でバザーをさせてもらおうとおもいます。みんなには交代でお店の番もしてもらいますね」
シェパードのビアンカの言葉に仔犬たちから歓声があがる。
「みんな喜んでもらえるもの作りましょう」
「商品が売れたら、そのプレスチック貨でみんなには買い物もしてもらいます」
さらに歓声があがり、仔犬たちは「あれを作ろう」「あれを絵に描こう」などそれぞれアイデアをだしていた。
3日開催される文化祭の最終日は、バザーはお休みにしてみんなせサーカスを見に行くことも予定していた。
アルフもサーカスを見る時間ができるといいのだけど。

開拓村放送局開局準備中

開拓村放送局開局に向けて様々なアイデアが寄せられてた。

「何の面白みもなくてすまないが、自分には、そのようなものができるのなら、『教育』に使うのが一番だろうと思う。」
ガーディアンのブラッキーは熱弁を続けていた。
「自分はしゃべるのが苦手だが、声がよくて演技のうまい詩人に、教育的な英雄詩を、寝る前に一席演じてもらうのがいいのではないか」
ブラッキーは会議に参加している犬たちを見渡して続けた。
「自分もあれで、しゃべりかたと王国の歴史と、博物誌やら道徳やら、その他いろいろなものを学んだ。それに、なによりも、英雄詩というやつは面白い。子どもから大人まで、つい、続きが聞きたくなる」
ブラッキーは自分を慕ってくれている村の犬たちの事を思いながら話していた。
「後、たしか、この前発見につきあった、印刷機とかいうアーティファクトを使って、詩人が語るのを速記術かなにかで書きとめ、たくさんの本にして、学校においたら、素晴らしい教科書になるのではないか。そんなことも考えるのだが、自分はあまりにも軍人過ぎるかもしれないなあ」最後は自信なさげな発表となったが、会議に参加していた犬たちから拍手があがる。

「そういうことなら私の出番です!」
そう手を挙げたのは、アーティザンのソニーだった。
「えー! 面白そうなことやってるではないですか。ははあ、これがマイクで、しゃべったら声が遠方に聞こえると。うーん、こういうのを聞くとむずむずしてきたぞ」
そうカリンバを引きながら会議に参加してきたソニーは勢いよく話を続ける。
「とりあえず、軌道に乗ったら、まず僕にしゃべらせてください」
「これでも『ひとり演芸会』ができるくらいの芸の幅はありますよ。僕、詩人ですから。叙事詩の朗読だけじゃなく、笛やリュートなど楽器全般、声帯模写、一人芝居、もう何でもできます。3時間でもしゃべっちゃいますよ。」
「できないのはシェパードさんのような難しくてありがたいお話だけで。テストやる時は呼んでください。マイクの前でのうまいしゃべり方、研究したいので。これで画像まで写せれば、人形劇や紙切りまでやるんですがねえ……。で、おひねりはどこで受け取るんですか?」
ソニーは開拓村放送局最初の所属タレントとして活躍してくれそうだった。

「うーん、放送局ねえ……」
村人から放送局なるものが開かれるらしいという話を聞いて会議に参加していたシェパードのアリスは、しばし思案の表情を見せた。
「そうねえ、普通に考えるなら毎週教会で開かれる説話や讃美歌などを流すのがいいかと思うのだけど、それじゃちょっと堅苦しすぎるわよね」
さすがに私も、四六時中お説教や賛美歌ばかり聞いていては気分も参ってくるし。と、これは口中で小さく呟く。
「んー、そうね……せっかくその手のことをやるんだったら、みんなが気楽に参加できてなおかつ楽しめるようなものがいいわよね。あ、そうだ!」
どうやら考えがまとまったらしい。牧師犬はぽんと軽く手を打ち合わせた。
「みんなで討論するのはどうかしら? 毎回テーマを決めて、それについていろいろ話し合うの。たとえばそうね、古き者はなぜ滅びたのか? 古き者とは果たして本当に崇め奉るのにふさわしい存在なのか? とか」
侍祭とは思えない危険な意見に、会議に参加していた村犬が驚いて目を丸くする。だがアリスは気付かない。
「これはなかなか楽しそうな企画だと思わない? ああ、そうだ! 議論のテーマに合わせて、開拓者たちを探索に出すのもいいかもね。古き者の由来を探る探索の旅。旅に出した者達から定期的にレポートを寄せてもらって、それで明らかになった事実を元にまた議論を重ねて~って感じで。うーん、面白そうだわ……記念すべき最初の探索には私自身が乗り出してもいいかも」
自分で出したアイデアに酔いきっているのか、既にアリスには周囲が見えてないようだ。
予定の時間が過ぎ、村人が呆れたように肩を竦めて部屋を辞したことにも気づいてはいなかった。
ただ一匹開拓村放送局に任命されたチャウチャウ犬の手元のメモにだけは「水曜スペシャルアリス探検隊シリーズ」という謎のメッセージが残されていた。

サーカス特別公演面接試験

「ウルスラです。ハンターです。動物たちとすぐ友達になれます」
豊富な毛におおわれてわかりにくいが、ハンターのウルスラは緊張していた。
開拓者になったときもそうだったけど、面接ってなれない。
でもサーカスに興味はあるし、何より相方の熊のソラがサーカスの舞台に立ってみたいようなのだ。
面接に応えるワタシの横でボールを回したりと、相棒の熊のソラも自己アピールに必死だ。
無事にサーカスの舞台に立てるかな。

ヨーイズミはサーカス団の裏方の仕事をしていた。
表舞台に立つのは苦手だし、種族を問わないサーカス団の中で仕事をしていると昔の旅した事を懐かしく思い出す時があるからだ。
まあ、持ってくる道具を聞き間違えて団員に怒られる。なんて事もあるのだが。
そんな裏方の日々の中、あるサーカス団員に呼び止められる。
「そこの変な頭をした君。」
思わず周りをキョロキョロした後でおいらの事?と察して指を指す。
「そう君の事だよ。」
サーカス団員さんが一体何の用事だろう……?と不思議に思っていると、
何でも団員の一人が怪我をしてショーに出れなくなってしまい急遽、変わりのメンバーを探していたという事らしいのだ。
(いやあ~人前に出るのなんて苦手だし、緊張しすぎて何やらかすか分からないし、
ここは断った方がいいな……)という思惑と裏腹に口からでた返答は
「……オイラでいいんでしたら、やります。」と答えてしまってとっさに自分の口を押さえた。
「君にぴっりの役があるんだ」
団員はこの返答に満足しているみたいだけど、どうしよう……
何だか、とんでもない事になってきたかもしれない……と急に不安になってしまった。

サーカスのような晴れやかな舞台に立ってみたいと思わない事は無い。
玉乗りとか空中ブランコとか、極限まで鍛えた自分の芸を披露して脚光を浴びる。いいねぇ。
ガーディアンのバウエンは警備のためサーカス団のテントを回りながら、練習に励む団員や、演技のための珍しい道具に目を奪われていた。
だが、見たところあれはバランス感覚ってのがかなり重要のようだ。
オレのバランス感覚がどの程度なのか、試しに丸太の上に板を置いて、その上に乗ってみる。
”ズデン”
いてててて。一呼吸も立っていられなかったよ。
やはり向き不向きってのがあるな。
おっと、今の誰にも見られてなかったかな?
サーカスの雰囲気にオレも浮かれていたようだな。(苦笑)
そんなことを思いながら、打った腰を撫でながら、自分の任務に戻るのだった。

文化祭当日

文化祭当日サーカス団のテントを中心に会場の岬の塔は大いににぎわっていた。
会場のブースや出し物を紹介するサクラの声も響いていた。
「会場のサクラです!
会場にはマイクというマスターワークを片手に会場の様子を紹介しているサクラの姿があった。
「みんな楽しそうです」
そういいながら会場を行ったり来たりするサクラを、箱のようなものをもったストレイのグランがおいかける。
「これを抱えてついていけばいいのか?」
会場の生中継。そのために頼ったのは頼れる友人のグランだった。
この箱型のカメラというマスターワークを覗きこんだ部分が、あとから見れたり、場合によっては遠くにその姿を送れるらしい。
いまも会場の様子を開拓村の放送局に送り続けていた。
どういう仕組みかわからないが、グランにも使いこなすことができたし、これを向けると村の犬たちは驚きながらも笑顔になってくれた。
この笑顔を残せるのはいいなと、助っ人を頼んでくれたサクラにそっと感謝するのだった。

これだけの放送環境を整えられたのは、彷徨う鎧の暴走事件を食い止めマスターワークを修理する技術を持ったトーマ・シェルティが村にやってきてくれたことが大きかった。

トーマはいまは婚約者となったエマと新婚旅行をかねてやってきてマスターワークの修理などに取り組んでくれた、
しばらく滞在し、最終日はサーカスも見に行くことになった。

滞在期間中に、放送の整備は進んだが、これはシェパードのズージェスの下調べの成果も大きかった。
「遠く離れた場所にも届くということですけど、本当にどこまでも……それこそ猫の国にも届くのか、もしくは開拓村の周りまでなのか、川向こうのの王都までなら大丈夫なのか、一度確認してみたいですね」
放送局、の説明を聞いたズージェスは思わずそう漏らしてしまった。我に返り、慌てて言葉を繋ぐ。
「ええと、もし王都まで届くのだったらこの村の特産品なんかを紹介するのも良いんじゃないでしょうか。村犬以外にも知ってもらい、最近来てくれるようになったプラスチック輸送船を使って届けられるようにできれば最善だと思います」
家を建てたり塔の修繕したりするのため木材を切り出された跡地は、少しずつ農地になっているところが出てきている。
「生活基盤ができた後は食料の生産は村での消費より多くなるものだと聞いています。逆に王都なんかじゃ食料が余ってるなんて聞いたこともないですし……ちょっと気が早いですかね」
そういいながら開拓村の周辺や、王都までの電波の状況を調べてくれていたおかげで放送の整備もスムーズに行われた。

「サクラさんありがとうございます。次は子どもたちのバザーの様子を伝えてもらえますか」
放送局の内部で全体の進行を担当しているのは、放送局のスタッフ募集をみて参加してくれたアーティザンのタグッ・チャウチャウだ。
サクラとは昔から知り合いらしく、絶妙な掛け合いで会場の様子を伝えていた。

「これもよさそうね。おいくらかな?」
バザー会場には、ラッターのサフィールの姿があった。
しゃがんで質問すると仔犬たちが一生懸命答える。
「ぷらすちっくかこんだけです!」
差し出す指と値札が合わないときも多いが、子どもたちのバザーにに並んでいるものはどこにでもあるものや、仔犬たちの手作りの物ばかりだが、どれも思いのこもったものばかりだ。
文化祭の期間中その微笑ましさについつい足しげく通ってしまい、すっかり常連だ。
今日も素敵な商品を買い物したら「サーカスしょうたいじょう」と、かわいらしいお手紙をもらってしまった。
最後に子どもたちみんなで行くというサーカス見学に誘ってくれたようだ。
楽しいサーカス。
食べ物食べながらとかだとさらに楽しいわよね。
グスタフが手伝っているお店の料理はおいしかった。差し入れに持っていくのもいいかもしれない。
財布はだいぶ軽くなりそうだが、サフィールの心は晴れやかだった。

文化祭期間中、ストレイのグスタフは村の食堂の主アデルに頼まれ、出店の手伝いをしていた。
祭りは多くの犬たちで賑わい、グスタフが受け持った〈鳥の炭火焼き〉の店の前にも、大勢の犬が列を作っていた。
鳥を焼く香ばしい煙が漂う中、グスタフは休む暇もなく鳥肉を焼き続けた。
やがて、客足も落ち着き、ほっと一息ついたころ、グスタフは声を掛けられる。
「ご精が出ますわね」
グスタフが顔を上げると、そこにはグスタフの妻が立っていた。
記憶を失い、今は療養のため、ある村の教会で暮らしている妻のアルマが。
突然の妻の訪問に、グスタフがどぎまぎしていると、
「今日はこの村の教会に用事があって来ましたのよ。そうしたら、お祭りをやっているじゃありませんか。楽しそうだったので、ちょっと寄り道をね」彼女は微笑みながら、訪問の理由を説明した。
「そうでしたか」グスタフも微笑み返す。
「でも、そろそろ用事を済ませないと。この村の教会はどのあたりにあるのでしょう?」
「ああ、それなら。おれが案内しますよ」グスタフは他の犬に店を任せ、彼女を伴い歩き出した。

「もう、お体は大丈夫なのですか」出店が立ち並ぶ祭りの会場を歩きながら、グスタフはたずねた。
「ええ、おかげさまで。教会の方々が良くしてくださるおかげですね。でも、」彼女は少し言い淀み、「実はわたし、昔の記憶がありませんの」と寂し気に言った。
「とても大事なことを忘れている気がするのです。でも、どうしても思い出せなくて」彼女はグスタフを見た。
「それは……」グスタフは思わず真実を告げたい思いにかられたが、教会の修道女との約束を思い出した。彼女が自ら思い出すまでは、真実は告げないという約束を。
「大切な記憶なら、きっと、そのうち思い出すはずですよ」グスタフは踏みとどまった。
彼女は少し黙り、それもそうですね、と言った。
「わたし、素敵な思い出がたくさんあったのではないかと、信じてますの」彼女は微笑んだ。
(そうさ、アルマ。お前には素敵な思い出がたくさんあったのだよ。そして、それは俺にとってもね)

ジャンブルサーカス団 特別公演

「レディース&ジェントルドッグ皆さ~まはじめましてさ~♪」
観客たちの頭上より高らかに声がした。

観客たちが上を向くとそこには道化の格好をした背の高いパピヨン家の血を引いているであろう犬が空中に張られたロープの上に車輪が一つの奇妙な乗り物にまたがりながら器用にバランスをとっていた。
観客の目線が集まるや否やその犬は乗り物ごとロープから飛び降りた。手に持っていた鞭を自在に使い落下の勢いを殺し見事に着地をしてわざとらしく大げさにお辞儀をする

「本日はこ~のジャンブルサーカス団の公演に~ぃお越しいただ~きうれしいさ~♪
わた~くしは座長のピエ~ロ・ジャンブルさ~♪わ~がサーカス団は異種族混合移動型さ♪だ~から犬族いがい~の子もたくさ~ん登場するの~で予めご了承くださ~いさ♪
そ~れじゃ早速最初の演目行ってみようさ~♪」

ピエロが指をパチンと鳴らすと舞台袖から六匹のバラバラの部族のアナグマたちが飛び出してきた。
6匹とも筋骨隆々だが特に先頭を歩くカワウソ部族のアナグマはほかの5匹と比べても一回り大きかった
「か~れらはリーダーのデニッシ率いるアナグマチームさ~♪アナグマの自慢~の筋力を生かし~たマッスルパフォーマンスをお楽しみくださいさ~♪」
ピエロの合図とともにネズミ族の楽器隊が演奏を始めるその激しい音楽に合わせアナグマチームは見事なチームワークとパワーではしご芸や腕力トランポリンなどの技を披露していった。
そして会場が盛り上がってきたところでリーダーのデニッシが
「さあ大技いくぜ!見ときなワンコ共:bangbang:」
デニッシの周りにメンバーの五匹が集まるするとデニッシは次々にアナグマ達を片手で上へと投げていく落ちてきたら片手でキャッチしまた放り投げていく、その光景はまさしくアナグマたちを使ったジャグリングであった

「でたさ~♪デニッシの十八番アナグマジャ~グリングさ♪筋力~に自信のあ~る犬で~もそうそうできる技じゃないさ~♪皆さ~まぜひ大きな拍手をお願いするさ~♪」

最後はアナグマ達がバク宙をしてデニッシの後ろに着地をしお辞儀をしバックへと消えていった

拍手や声援などで盛り上がる会場内に唐突に
「ミャオ~ン」
という鳴き声が響き渡り観客たちは驚き一気に静寂が訪れた鳴き声の方へと視線をやると会場の両端に建てられているポールの上にアメリカンショートヘアーの猫族が二匹手をつなぎながら立っていた
「さ~お次~はマカデとカシュ姉弟によ~る空中ブランコさ~♪空ちゅ~うで繰り広げられ~る優雅な舞に~酔いしれていって~くださいさ~♪」
マカデとカシュは息の合った動きでまるで空中を泳ぐかのように技を繰り出していきクライマックスではお互いのしっぽを絡めたまま飛び空中でくるくると回転して見事に地面へと着地した。

「いか~がでしたでしょ~か?わ~が一座きって~の軽業師達~の空中ショ~は、彼ら~は水中を泳ぐのはにがてだけ~ど空中をかれ~に泳ぐのさ~♪」

「続きまして~は期間限定参加~のゲストメンバーによるだしものさ♪開拓村の皆さ~まよろしくたのむさ~♪」

ボールに乗った熊のソラが上手に会場を回っていく。
ウルスラもその傍らで、最近お気に入りのチェンソーと一緒にみつけたマスクかぶって会場の仔犬たちを脅かしていた。
ウルスラのマスク姿に慣れた仔犬たちから
「ウルスラねえちゃーん!」という声が上がった。

ウルスラたちの後にやってきたのは、棒にくくりつけられたヨーイズミだった。
いつもの決まったリーゼントの上には真っ赤なリンゴが置かれていた。
リーゼントの上で安定したリンゴは微動だにしなかった。
そして空中ブランコをするマカデとカシュ姉弟がその上空を華麗に舞う。
懐からナイフを取り出したと思った瞬間。
リンゴに2本のナイフが刺さり落下していた。
マカデとカシュ姉弟の神わざとヨーイズミのリーゼントの安定性が生み出した大技だった。

顔見知りの開拓者の活躍にサーカス会場はこの日一番の歓声に包まれた。
会場の一角には、ゲストとして招かれたトーマとモエをエスコートする形で。アレフとビアンカの姿もあった。
サフィールの差し入れたお菓子を片手に仔犬たちも歓声をあげていた。

「皆さ~まありがとさ~♪観客の皆さ~まもゲストメンバーの方々にお~き~な拍手をたのむさ~♪そしてお次~はお待たせしたさ本日~のラスト~の演者にして看板娘~のかわいい猛虫使いティアナの登場さ~♪」
紹介とともに黑い毛色の小柄な犬の少女が舞台の中心に表れた。
ティアナがぺこりとお辞儀をすると足元からジャイアントワームが飛び出しティアナを頭に乗せ体を伸ばし高い位置へと持ち上げた。
ティアナは舞台の中心で指揮者のように腕を動かしだす、すると無数の蝶と蜂が集まりティアナの腕の動きに合わせて様々な形へと変化していく。
楽器隊の奏でるやさしくおついた曲に合わせゆっくりと舞う虫たちその優雅な動きは盛り上がり熱を帯びた会場をやさしく包みいやしていく。
曲が終わると声を上げるものは一人もおらず皆無言のまま拍手だけが鳴り響いた。

「皆さ~まいかがでしたでしょ~か?ティアナと虫たちの芸はヒートアップし~た心を癒し気分もほっとする、そんなショーのラスト~にはぴったりの演目なのさ~♪」

「それではこれに~てジャンブルサーカス団本日の演目はすべて終了さ♪観客の皆さ~まが満足し~てくれたのなら幸いさ~♪それで~はまた次の舞台でお会いできるのを楽しみにしているさ♪それま~でサヨナラさ~♪」

ピエロがぱちんと指を鳴らすと会場は光に包まれ目を開けられるようになるころにはピエロの姿はなく代わりに会場ないを花びらがまっていた。

サーカス会場は歓声に包まれた。

ピエロはサーカス団テントの自室で団員募集に来てくれた犬やショーを見に来てくれた観客のことを思い出しながら普段の飄々としたニヤケ顔ではなくゆるみきった笑顔で
「ああ、ここの犬たちは他種族のことを馬鹿にしたりせず受け入れてくれる者たちばかりでとてもうれしいさ」
と独り言をつぶやいているその口調は普段の独特なイントネーションなどはなく素の彼のものであった

開拓者新聞

開拓者新聞v3

ジャンブルサーカス団来訪!歓声につつまれました。

3日間に渡り岬の塔で開催された開拓村文化祭。それに華を添えたのはジャンブルサーカス団だった。
ジャンブルサーカス団は異種族混合移動型サーカス団。
その演目も、アナグマジャグリングや猫族の双子による空中ブランコや虫使いによる虫芸など、多様な芸を披露してくれました。
最終日は村の犬や開拓者たちも特別にステージに上がり、身近な犬たちの活躍に大きな歓声が上がりました。
村に滞在していたインダスト村の領主トーマ・シェルティ氏も婚約者のエマ氏とともにサーカスを観覧。インダスト村にもぜひ来てほしいという事を述べられ、開拓村との更なる交流の機会となっていました。

開拓村放送局開局!

文化祭にあわせて開拓村放送局が開局しました。
ヒトの時代のマスターワークを多く用いて、開拓村や時には王都まで開拓村の情報を伝える設備です。
開拓村ではこの施設を開拓村の出来事の共有や記録の保存などに活用できればと準備が進められていた。
開局の一大イベントとして、生放送が企画され、文化祭の様子を3日間に渡り発信しました。
開拓村放送局は、メインパーソナリティや所属タレント。夜の帯の番組なども決まり、これから開拓村の様子を伝えてくれる存在になりそうです。

開拓村放送局開局のメインパーソナリティ、グッ・チャウチャウ氏インタビュー

開拓村放送局開局のメインパーソナリティはアーティザンのタグッ・チャウチャウ氏。ヒトの時代にも詳しく話好きな犬物だ。
タグッ・チャウチャウ氏はメイン番組の開拓村放送局を担当しつつ開拓村放送局全体の総括もすることになった。
「これからのパグマイア王国を象徴するようjな開拓村に、かなりの量のマスターワークが眠っていた。ここはパグマイアの過去と未来をつなげる場所だと思います。そんな開拓村だからこそ、現在(いま)を伝える開拓村放送局の役割が重要になってくると思います。開拓村放送局では善き犬の情報をこれからもどんどん発信していければと思います。

今回の配布開拓者ポイント

  • たぐっちゃん8点(ガイド2、キャラ6)
  • たますけ3点ガイド2、キャラ1)
  • ルマンド1点
  • にごりゆき1点
  • 銀目猫1点
  • ポール・ブリッツ2点
  • テオドシアス1点
  • キンター1点

ガイド所感

開拓村PBWの第4回を投稿させていただきました。
今回も投稿ありがとうございました。
今回はサーカスの部分の描写をピエロのプレイヤーであるたますけさんに担当していただき、開拓者ポイントも配布させていただきました。
ジャンブルサーカス団はピエロのシナリオフックや設定にあるサーカス団なのでお願いしてみました。
みなさんPBWに慣れてこられて、コメントもどんどんよくなってきています。
依頼単位でメンバーさんに執筆をお願いするはまた挑戦してみたいです。
今回もありがとうございました。