セッション情報

開拓村日記PBW5「ご当地アイドルKTM11誕生!」

開拓村日記PBW5「ご当地アイドルKTM11誕生!」

導入

10面体の氏族と開拓者たちの活躍でパグマイア全土を襲う見えざる者の災厄は去り、騒動はおさまったはずだった。

だが新たな騒動が開拓村を包んでいた。

封印の儀式を見ていた村民の間に広まった空前のアイドルブームだ。

この時代の流れを受けて、開拓村放送局の局長であるタグッ・チャウチャウが動いた。

ご当地アイドルKTM11結成のためのオーディションの発表がパグマイア全土に案内されたのだ!

今回の依頼

ご当地アイドルKTM11結成に関わるPBWの依頼3つと、通常の依頼1つになります。

今回も楽しいコメントお待ちしています!

※通常依頼とPBWは時間がずれているものとしてどちらの参加も歓迎です!

領主からの依頼「赤毛のオウルベア」

10面体の氏族と開拓者たちの活躍でパグマイア全土を襲う見えざる者の災厄は去り、騒動はおさまったはずだった。

だが新たな騒動が開拓村を包んでいた。

封印の儀式を見ていた村民の間に広まった空前のアイドルブームだ。

10面体の氏族の村との交流も深まり、川の上流にある10面体の氏族の村への道の整備が続く中、工事をしていた犬たちが襲われるという事件がおきた。

その魔物はフクロウとクマを掛け合わせたような姿をしていて、一部赤い毛が混ざっていたという。

その話をきいてウルスラを隊長に討伐隊が組まれることになった。

「あいつは私とソラの母さんの仇なんだ」

コモドールの毛の奥、ウルスラの目が宿命の敵を相手に燃えているのがわかった

「赤毛のオウルベア」

民兵からの依頼「ご当地アイドルKTM11誕生」

10面体の氏族と開拓者たちの活躍でパグマイア全土を襲う見えざる者の災厄は去り、騒動はおさまったはずだった。

だが新たな騒動が開拓村を包んでいた。

封印の儀式を見ていた村民の間に広まった空前のアイドルブームだ。

この時代の流れを受けて、開拓村放送局の局長であるタグッ・チャウチャウが動いた。

10面体の氏族の村から、ナナミとナナセを迎える形で、ご当地アイドルKTM11結成のためのオーディションの発表がパグマイア全土に案内されたのだ!

まずは11匹からのスタートを目指しているらしい。

プロデューサーとして、タグッ・チャウチャウ。ディレクターとしてムーンシャドウも参加するという。

アイドルを目指してオーディションに参加してもいい。それを支えるスタッフになるのもいい。

明日のアイドルになるのは君かもしれない!

商犬ギルドからの依頼「ファンクラブを作ろう」

「あの子たちの応援を続けていくためにはファンクラブの設立が必要じゃ」

インディは、机にヒトの時代の資料を広げながら熱弁をふるっていた。

アイドルとファンをつなげるもの。それがファンクラブというらしい。

幸い印刷の施設も開拓村にある。先日見つけた車輪のついた四角い乗り物も過去にはアイドルと呼ばれたヒトたちをのせ各地を回っていたらしい。
岬の塔のマスターワークの力と、開拓者のアイデアがあれば様々なことが出来そうだ。

職犬ギルドからの依頼「KTM11専用劇場建設計画」

岬の塔では急ピッチで、KTM11に専用劇場の建設が進められていた、

職犬ギルドの長シュペーアの指導のもと、嘔吐パグマイアにもない劇場が生まれようとしていた。

「彼女たちの歌には、それだけの価値がある」

シュペーアの瞳は遥か遠くを見つめていた。

リプレイ

10面体の氏族と開拓者たちの活躍でパグマイア全土を襲う見えざる者の災厄は去り、騒動はおさまったはずだった。
だが新たな騒動が開拓村を包んでいた。

封印の儀式を見ていた村民の間に広まった空前のアイドルブームだ。

この時代の流れを受けて、開拓村放送局の局長であるタグッ・チャウチャウが動いた。
ご当地アイドルKTM11結成のためのオーディションの発表がパグマイア全土に案内されたのだ!

いまパグマイア全土から開拓村に、夢みるアイドル希望者たちが集っていた。

オーディション風景

王都でも大きな話題になっていた「ご当地アイドルKTM11結成オーディション」に、一大決心で挑もうとするシーズーの御令嬢がプラスチック船で開拓村へ渡ってきた。
白・茶の毛並みのかわいらしいシーズ。赤いリボンが頭上で揺れていた。
シェパードのカトレア・シーズーもオーディションに臨む犬の1匹だ。

「ヒト様のお導きにて参りました。ビショップのカトレア・シーズーでございます。
“あいどる”?…というものになれば、たくさんの犬達と仲良しになれると聞きました。
ぜひぜひ、わたくしめをその末席に加えてくださいませ」

無意識に『つぶらな瞳』を受付係の犬へ向けるが、「それはオーディション本番でお願いします」と顔を真っ赤にされながら注意を受けるカトレア。

「では、そのオーディション本番はどちらでしょうか?」
─と堪えた風もなく、にこやかに尋ねる。

オーディション会場となった岬の塔の共有スペースはオーディションをうける犬、それを応援しに来た犬たちであふれていた。

「歌うことは昔から大好きでした。よろしくお願いします」
緊張からか、しっぽがわずかに揺れている。
恥ずかしそうに自己紹介をするのは、開拓村の学校の先生で孤児院の院長。
シェパードのビアンカだった。
ビアンカは開拓村では知らない犬はいない有名犬だ。
オーディション会場となった開拓村の放送局のブースもビアンカを応援する犬たちであふれかえっていた。
邪魔にならないように、声を立てずにパクパク口を動かしながら応援している姿が可愛らしい。
ビアンカは最初からファンのいるオーディション受験者だった。

小柄なドーキアプソのラッター、ナフランゼは眠そうな目をこすりながら自分の番を待っていた。
ナフランゼが寝不足でオーディションに臨むことになったのには訳がある。

「アイドル募集……歌うだけで食べていけるなんて世の中舐めてるのかしら」
とある町に貼られたKTM11オーディション開催のチラシを見て、思わずつぶやいてしまう。
こっちは路プラスチックも乏しいというのに優雅なものだ。歌なんてものはもうずいぶん聞いていないような気がする。最後に聞いたのはいつだったか――えぇと。
「♪~b"~」こんな感じだったような……いや、違うわね。
「♪♪~~++」確かこんなだったはず。でもなんか気に入らないわね。
「♪♪~~#:||」うん、こんなものね。

オーディションの告知ポスターを前にひとり満足するナフランゼに、周りから拍手が送られる。
「お前さん、上手じゃな」「これに参加するのかい? きっと良いところまで行けるぜ」
我に返り振り向けばあたりには人だかりができている。思いもしなかった状況に
「そ……そんなわけないじゃない~~~~~~~」
捨て台詞を残して駆け出してしまった。

ナフランゼはそのまま野宿をすることになり、オーディションに臨むことになった。

相棒のハドレと散歩中にアイドルオーディションの募集のチラシを見つけたのはハンターのティアナだ。
相棒と言ってもハドレは、ジャイアントワーム通常なら異様な風景だが、開拓村では風物詩となっていた。

「ハドレ…アイドルって…なんだろ…よくわからないけど…舞台があるのに参加…しなかったらピエロに怒られちゃうよね?…恥ずかしいけど…オーディション行こうか…ハドレ」
いつもの黄色い舞台ドレスに着替えてオーディション会場へと向かう。

「ティアナ・ジャンブル…です…ジャンブルサーカス団で…猛虫使いをやってるの…こっちはパートナーのハドレ…僕も…ハドレも…踊ったりするのは…得意なの…見て…ください」
ハドレと共に可憐に踊るそこには喋っている時のようなおどおどした感じは全くなかった

受付では、細身のスーツをきたラッターのサフィールがテキパキとオーディション希望者に対応していた。
「若くないからアイドルは無理だけど、マネージャーとして彼女たちのサポートがしたいわ」
いろいろな夢を持ってオーディションに来てくれると思うので、その夢の手伝いがしてみたいというサフィールに、タグッ・チャウチャウプロデューサーはチーフマネージャーという役割を用意した。
彼女の手腕はいかんなく発揮されるだろう。

サフィールの横で雑務を取り仕切っているのは、ラッターのアーロンだ。
その腕には「研修生」という文字の書かれた腕章がゆれている。
アーロンがこういう立場になったの理由がある。

「〈ヒトの遺産〉が眠る村とは、ここかね?」アーティザンのブラッドフォード・ワイマラナー教授は辺りを見回し、聞いた。
「ええ、教授。この村です」アーロンは応える。
「ほお、あれが八角塔か」ワイマラナー教授は遠くに見える塔を指差した。アーロンは、そのとおりです、と応えた。
「ふむ、実に興味深い」教授は懐から手帖を取り出すと、塔の遠景のスケッチをとりだす。
アーロンは微動だにせず、教授の横に控えている。退屈だという態度は、お首にも出さない。
やがてスケッチを取り終えた教授は、アーロンに言った。
「さあ、村の中を案内してくれたまえ」

村の中を歩いて行くと、多くの犬が集まっている場所に遭遇する。
舞台があり、その上で若い犬が踊ったり、歌ったりしているのだ。
立て看板には、「御当地アイドル オーディション会場」と書かれている。

しばらく、その光景を見ていた教授が言う。
「アーロン君、あれが何をしているのか、君に分かるかね」
「申し訳ありません、さっぱり分かりません」アーロンは応えた。
「ふむ、そうかね」教授は、特にアーロンからの答えなど期待していなかった様子で言った。
「昔、〈ヒト〉は自分たちの中から〈アイドル〉という役割を担うものを選抜しそれを崇めた、という話が〈ヒトの伝承〉に残っているのだが、それに酷似していると思ってね。いや、実に興味深い」教授は大きな青い瞳で、舞台で踊る犬、それに熱狂する犬たちを凝視している。
「何か宗教的な意味合いがあるのだろうか。そう考えると、舞台で踊る犬は、巫女のような存在にも見える。あの犬がどのような心境であそこに立っているのか、是非、知りたいものだ」
「なるほど」アーロンは相槌を返した。教授の話が、早く終わりを迎えることを待ち望みながら。
だが、アーロンは次の教授のひと言に、自分の耳を疑うことになる。
「アーロン君、あのオーディションに君も応募したまえ」
「なんですって!」教授の言に、アーロンは飛び上がる。
「アーロン君がアイドルとなり、自身にどのような変化が訪れるのかを詳細を報告するのだ」
アーロンの頭は真っ白になり、一瞬、自分が何か悪い夢でも見ているのかと疑った。
しかし、残念ながらこれは現実の出来事なのだ。
教授は、アーロンな目をじっと見て言った。
「やって貰えないのかい?」
アーロンは教授の目に射すくめられ、動けなくなる。動悸が激しくなり、大量の汗が吹き出してくる。

時が流れ、やがて観念してアーロンは言った。
「ええ、喜んで……」

覚悟をもってオーディション会場を訪れたアーロンにかけられたのは
「ごめん性別は女の子のみと書き忘れていた」
という言葉だった。
申し訳なく思ったタグッ・チャウチャウプロデューサーは、アーロンにアイドル研修生という立場を用意した。
ある意味誰よりも早くアイドルになったのはアローンだったのかもしれない。

ファンクラブ

「あの子たちの応援を続けていくためにはファンクラブの設立が必要じゃ」
インディは、机にヒトの時代の資料を広げながら熱弁をふるっていた。
アイドルとファンをつなげるもの。それがファンクラブというらしい。

幸い印刷の施設も開拓村にある。先日見つけた車輪のついた四角い乗り物も過去にはアイドルと呼ばれたヒトたちをのせ各地を回っていたらしい。
岬の塔のマスターワークの力と、開拓者のアイデアがあれば様々なことが出来そうだ。
夢を追いかける彼女たちの為、それを応援する犬たちも動き出していた。

「ふぁんくらぶ」はよく分からないけれど、これナイフみたいな棒か数本見つかったんだ。
インディのもとに15cmほどの棒を持ち込んだのは、ラッターのヨーイズミだった。
実際にスイッチを押し、様々な色に変わっていくその棒をみせながら説明を続ける。
「これ、会場のみんなが持ってたらすっごく楽しくなると思うんだけど、どうかなぁ?」
緊張しながらインディへのプレゼンを続ける。
「もし、これを沢山作るなら、手伝わせておれよ。出来る事なら何でもやるよ?」
きっとこの棒が、会場で沢山埋まったら、すごくステキな感じになるんだろうなぁ。
などど思いを馳せながら。
そのアイデアにインディは喜び、トーマに開発してもらい岬の塔の施設での生産も始まった。
メンバーごとにカラーを変えるなどのアイデアも生まれ、エダウチオオバコに似た形のこの棒は、エダウチオオバコの別名であるサイリウムろ名づけられるこちになった。
KTM11の最初のファングッズとなった。

ファンクラブのカードを提案してきたのは、ラッターのピエロだった。
「ファンク~ラブそ~れは素晴らしいさ~♪ねっし~んに応援してくれるファンいじょ~うに演者の~ささえ~になるもの~をわた~くしはしらないさ~♪」
うれしそうに言った後、ぬるい紅茶を飲み少し真面目な顔で
「商売犬として~の意見は~、ポイント~制にし~てたまった~らメッセージカードや演者を~模したぬいぐるみなんか~に変えられるよ~にすれば~リピーターもきっとふえるさ~♪」
ピエロは同じ演者として熱心なファンがどれだけうれしいかを熱く語りつつ、商売犬としてどうやって活動資金を稼ぐかを冷静に考え提案した。
サーカス団の団長として活躍しているピエロだけにそのアドバイスは的確。
様々な意見を

オーディション会場には「KTM11]というロゴが描かれた車輪のついたマスタワークが飾られていた。
シェパードのズージェスのアイデアで生まれたラッピングカーだ。
「移動が楽になるマスターワークが使えるようになると、遠くの人に会いに行くのも簡単になりますね。動かせないか見てみます」
残念ながら動力源となる物が今は枯渇しているようで動くことはなかったが、宣伝に使えないかと提案してくれたのがズージェスだった。
「そうだ、どうせ移動に使うならそれも宣伝に使いましょう。垂れ幕を纏わせるもも良いですが、塗料が十分にあるなら直接絵や文字を書いてしまってもいいかもしれませんね」
会場で看板かわりとして大活躍しているラッピングカー。
いつかこれに乗りパグマイア全土を回る日が来るかもしれない。

専用劇場建設中

岬の塔では急ピッチで、KTM11に専用劇場の建設が進められていた、
岬の塔の屋上にはももと劇場だったらしい場所があり、そこを改善する形で建設が進められていた。
職犬ギルドの長シュペーアの指導のもと、王都パグマイアにもない劇場が生まれようとしていた。
「彼女たちの歌には、それだけの価値がある」
シュペーアの瞳は遥か遠くを見つめていた。
その腰では先行発売された、ナナミとナナセの赤と水色のサイリウムが揺れていた。

劇場には様々な仕組みが盛り込まれた、動く「せり出し」のアイデアはストレイのグランから持ち込まれたものだ。
「見に来た犬たちも彼女たちをよりそばで見たいだろうから、観客席にせり出す舞台などどうだろうか。その部分が回る仕組みなどあると、みんなと目が合いそうだ」
より近くに感じられるこのアイデアはすぐに採用された。

劇場工事の間、碧眼のボルゾイ、ラッターのアレクセイが劇場の椅子に座っている姿が見受けられた。
さぼっているわけでない大事な役目をまかされているのだ。
「わたしは建築には素人だが、両親からの教育で、何度となく観劇をしていたから、劇場の作りについてはそれなりにアイデアを出せると思う。」
シュペーアに熱弁するアレクセイ。
「採用するかしないかはシュペーア氏に任せるとして。歌がメインになるなら、とにかく音響だな。ほかは全部うっちゃってもいいくらいだ。」
「試作の段階で、毎日坐って、聞かせてもらうよ」
そういい毎日のように劇場に通ってくれたアレクセイのおかげで音響は完璧だった。

「自分には劇場とかのことはよくわからないが、土木工事をするのは軍隊にいるときもううんざりするほどやった。現場監督がいないなら、どうか使っていただきたい」
劇場ので現場の指揮をとってくれたのは、ガーディアンのブラッキーだった。
仔犬たちに慕われているブラッキーは現場の工事に関わってくれている保護者層の犬たちの信頼も厚い。
その信頼に応えるように完璧な工事計画を提出し、確実に劇場を形にしていった。

「アタイが力を揮える現場ってのはココかい?」
巨大なハンマー(どてっぱらに『100t』と書いてある)を軽々と肩に担いで開拓村に現れた筋骨隆々なサモエドの女犬。
ストレイのデイジーだ。
「音楽とか得意なワケじゃないけどさ、槌打つ響きが良ければ、良いものができあがるもんさね」
大柄でともすれば周囲に威圧を与えそうではあるが、見るものを和ませる笑顔を振りまきながら、仕事の指示をくれそうな犬を探し回りブラッキーに声をかける。
「さぁ、どこからかかればいいか、案内してくれるかい?」
デイジーの活躍も劇場建設にかかせないものだった。

「あまりにも立派な劇場だと、私には少々敷居が高く感じるな。ああ、立派な劇場もいいものだとは思うのだが」
ガーディアンのソルファーネ。フェイスガード奥の視線は、劇場工事風景を追いかけていた。
「誕生日とは言わなくても、アイドルになった者たちが自由に日を決めて小規模な催しをするのも良いと思う」
「そうだな、アイドルとしてはどうかと思うような歌でも皆で歌うと楽しいかもしれないし、ファンの方からこんな曲を歌ってほしい、というのもいいかもしれない」
「もちろん歌でなく何かゲームでも良いのだが、気安く接することができる場があると良いと思うな」

ソルファーネのアイデアを受けて、小さなイベントができるファンとの交流スペースも作られた。
ここではお見送りなども行われていくことになり、大事なファンとの交流の機会を作ることになる。

KTM11お披露目イベント

KTM11お披露目イベント当日。
真新しい劇場には大勢のファンの犬たちが訪れていた。

舞台袖で緊張するアイドルたちをはげますのは、トレーナーのアーティザンのソニーだ。
「アイドルグループ? いちおう、ぼくはピン芸人だから、グループでやるのはちょっと控えるよ。」
あくまでも個人の活動にこだわりたいということでアイドルたちのトレーナー役を担ってもらうことになった。
「よければ、新人アイドルたちのトレーナーもやりたい。歌と踊りと楽器演奏と話術、一から十まで全部教えるよ」
今日はKTM11のデビュー曲のお披露目もある。
ある意味ソニーの見せ場でもあると言えた。

「開拓村にパグマイアに元気を与えてくれる存在になってください」
盛り上がる会場で領主としての挨拶を終えたガーディアンのアルフに舞台袖で緊張して出番を待っているビアンカの姿が見えた。
いつもと違う可愛らしいピンクの服を着た彼女に少しドキドキしてしまう。
ビアンカなら人気者になるだろうけど、遠い存在になってしまわないか心配なアルフだった。

KTM11お披露目イベントは佳境を迎え、KTM11のメンバーの登場、デビュー曲の発表となった。

「それでは登場してもらいます。KTM11のみんなです」

タグッ・チャウチャウの合図で、色とりどりの衣装を身にまとった女の子たちが舞台に現れる。

ナナミは赤。
ナナセは水色。
ビアンカはピンク。
ティアナは黄色。
ナフランゼはブルー。
カトレアは薄い紫。
これがKTM{11のメンバーカラーだ。

舞台に登場した彼女たちが定位置につくと会場に曲が流れ始める。

彼女たちのデビュー曲だ。

「いつだって、ワンだふるタイム!」
歌詞:タグッ・チャウチャウ
作曲:タグッ・チャウチャウ
歌唱:KTM11

君に会えない時間は、散歩に行けない雨の日みたい。
いつだって私を憂鬱にさせる。
こういう思いや時間は、
ヒト様の時代(とき)からかわらないのかな。

いつだって君を目でおいかける
揺れるしっぽ。私の思いは隠せない。

4本足で駆け出したっていいんだ。
大きな声で吠えたっていいんだ。
いまこそフォーチュンを咥えよう!
切り拓くその道は、君と一緒がいい。
君との日々は、いつだって、ワンだふるタイム!

サビが近づき、その箇所の歌唱を任されたビアンカは緊張していた。
錆が近づくにつれて、劇場の壁が開き始める。
壁と天井が解放され屋外型の劇場にもなっていく。
彼女たちの劇場の声がうす暗くなった空にひろがっていった。

壁と天井が完全に開いたとき、彼女たちの目前にピンクの光が咲いた。
ビアンカのメンバーカラーであるピンクのサイリウムをもった仔犬たちの姿がそこにあった。

「オーディションの発表の日はビアンカの誕生日なの。何か祝ってあげたくて」
世話役見習いらしいアーティザンのサクラがしかけたサプライズだった。
ヒトの時代の資料にもアイドルの誕生日には、ファン手作りの生誕祭というものをやっていたらしい。
このアイデアは学校の子どもたちに大歓迎で迎えられ今回のサプライズにつながった。

「ビアンカ先生!」「先生かわいい!」
仔犬たちの声援と、KTM11の歌がまじりあっていく。

そんな仔犬たちをみながら目に涙をためて心を込めてビアンカたちは歌った。

「4本足で駆け出したっていいんだ。」

「大きな声で吠えたっていいんだ。」

「いまこそフォーチュンを咥えよう!」

「切り拓くその道は、君と一緒がいい。」

「君との日々は、いつだって、ワンだふるタイム!」

歓声と拍手で劇場が揺れたデビューイベントは大成功だった。

今日のイベントのように彼女たちの歌はパグマイア全土に広がっていくのだろう。

開拓者新聞

開拓者新聞

KTM11デビューイベント大成功!

KTM11デビューイベント大成功!

開拓村に響くデビュー曲

十面体の氏族と開拓者たちの活躍でパグマイア全土を襲う見えざる者の災厄は去り、その後訪れたのは、空前のアイドルブームでした。
開拓村では、パグマイア全土で活躍するアイドルを作ろうと、オーディションが開かれました。
アイドルはヒトの時代に合った職業で、みんなに元気を与える存在として多くのヒトにあがめられる存在だったといいます。今回オーディションにより一期生6匹のアイドルが生まれました。
新設された専用劇場には、多くの犬たちが訪れ、彼女たちのデビューを見守りました。
デビューイベントでは、デビュー曲となる「いつだって、ワンだふるタイム!」も披露され開拓村に彼女たちの歌声が響きました。

センターでキャプテンのビアンカさん
センターでキャプテンのビアンカさん

パグマイア全土ツアーへ

開拓村放送局開局のメインパーソナリティはアーティザンのタグッ・チャウチャウ氏が、プロデューサーに就任し、デビュー曲「いつだって、ワンだふるタイム!」の作詞・作曲もてがけました。タグッ・チャウチャウ氏は、ヒトに時代に勇気や元気を与えたアイドルという存在をこの時代にも復活できたことは嬉しい。文献によると車輪のついた鉄の乗り物で各地を回り、歌や踊りを届ける活動をアイドルは行っていたと伝承も残っている。幸いなことにそれらしいマスターワークを見つけることもできた、動けるようにしてパグマイア各地を回ってみたい熱く語った。

KTM11のラッピングが施されたマスターワーク
KTM11のラッピングが施されたマスターワーク

 

今回の配布開拓者ポイント

  • たぐっちゃん7点(ガイド2キャラ5)
  • ポール・ブリッツ3点
  • ルマンド2点
  • 銀目猫3点
  • たますけ2点
  • 拓ちゃん2点
  • にごりゆき1点

ガイド所感

開拓村PBWの第5回を投稿させていただきました。
今回も投稿ありがとうございました。

アイドルさんは広く浅く応援しているのですが、投稿もこれを拾ってくれたか!というものが多くて楽しかったです。

今回は作詞と作曲にも挑戦してみました。

作曲が追い付かなかったので、後日曲はアップしたいと思います。

数日したらミクさんがくるので歌ってもらう予定です。