オンセツール有料化の話題と運用すること応援すること

特集・コラム

オンセツール有料化の話題が、TLなどで、ここ数日活発で興味深かったです。

もうオンラインセッションだけでTRPGを遊んでいるという方も多く存在するかと思います。

いままで楽しませていただいていたどどんとふが「Flash」の開発および提供を2020年末に終了するということで展開が終わります。

それをうけて様々なオンラインセッションツールの開発などに取り組まれている方がいらっしゃいます。

これからもオンラインセッションを楽しむために、運用していくためにいくらくらいかかるのだろうか、ユーザーとして応援していくにはどういったことができるのか考えてみました。

月の必要経費を100万円で換算してみます。

システムの開発費や維持費、人件費に詳しくないので仮に100万円で換算してみます。

そんな金額じゃない!というときは必要経費に合わせてそれぞれの数字を数倍してください。

pixivFANBOXで応援。500円の応援でユーザ数人で担えるみたい

pixivFANBOXを応援の方法として活用されている方もいます。

だいたい500円くらいが多い印象です。

pixivFANBOXの手数料は10%ですから、ひとりで400円を応援できることになります。

1000000÷400=2500人のユーザーさんの応援があればサービスを担えることになります。

有料化ではなくプレミアムという応援の仕方

つぶやきでも見かけたのが、有料化しても無料のツールを利用されることが多いのではないかという意見でした。
有料化というものが使える人を絞ってしまうとそういういうことになるかと思います。
ですからいまは「もっと便利になる」を追加価値として有料化をされているところが多い印象です。

TRPGスタジオのプレミアムプランに入ってみました。

TRPGスタジオのプレミアムプランに入ってみました。

TRPGスタジオ

TRPGスタジオは、TRPGスタジオは、twitterのアカウントとシナリオとキャラシがあれば始められるテキストセッションツールです。

ティラノスクリプトや、ティラノビルダーなど開発されているシケモクMKさんが開発されていて、スマに対応、ティラノビルダーと連携することで合成音声を追加や、リプレイ動画として出力もできます。

TRPGスタジオさんの有料プランは、メディアボックスの容量アップ、ログの保存数や接続時間や接続人数のアップなどと実用的で魅力な機能が多くとても魅力的でした。

ネット広告費などで担うなら月も330万PVくらい

サイトを運用してネット広告費などで担う方法も考えてみます。

アドセンスを利用するとして、クリック率平均は1%、クリック単価平均は30円として考えてみます。

月収100万円を達成するなら、1か月に必要なPV数330万PV 、1日に必要なPV数11万PVになります。

オンセツールの会場としてだけで達成するのは、なかなか高い目標だと思います。

マッチングもできるTRPGポータルサイトの運用で目指せるか?

TRPG情報など扱うポータルサイトなど運用すると達成できるPVかというと、それも少し難しいと思います。

「遊ぶ機会」も提供できるようになると、また違う気もします。

マッチングもできて、実際に遊ぶ場もそこにあるというサイトです。

遊ぶ機会に繋がるは一番大きなサイトの強みになると思います。

ユーザー活動と公式

こういったサイトは過去にもありました。
公式さんが展開されていた物もあります。

サイトの運用は継続が成功の指針のひとつだと思うので、そういう意味では難しかった面もあるのかと思います。

オンセツールやキャラシート登録サービスなどは、公式さんからみれば同人活動と同じようなもので、グレーだけど応援に繋がっているから見て見ぬふりしている。実は応援したい。というスタンスが多いのかと思います。

今年のTRPGフェスティバルでもオンラインセッションツールのイベントが開催されたり、公式のリプレイでもセッションはオンラインセッションで行いました。と案内されることが多くなったことからも感じられます。
すてきな関係だと思います。

ユーザーさんを増やす。実際にルールブックを購入してくださる方を増やすという観点からみたら、ユーザーの活動を資金面でも公式さんが応援してくれるということも、今後期待してもいいのかなと思いました。

活動や技術に対してTRPG活動以外からも収入源を作る

TRPGイベントを主催したり、サイトを運営しているとたまに仕事でも「面白そうなことをしているね」と声をかけられ仕事の依頼に繋がることがあります。

オンラインセッションツールを貝はうされている方は、それを開発されているだけの技術がある方ばかりなので、そのツールを広告塔のひとつとしていくこともできるのかなと思います。

ただそのときに実際の依頼に対応することが、勤めながらできるかどうかなどという問題はでてきそうです。

最近こちらの記事を書いたのですが、英語圏の方にもサービスを利用してもらえるはユーザー数を見たときに強いなと思いました。

スターター・セットの販売数やプロDMの話題な貴重なD&Dに関する記事。

同じことをするにしても英語圏もターゲットにして母集団増やすのはとても良さそうです。

応援するためにユーザーができること。邪魔をしないということ。

アマゾンギフト券、プレミアムプランなどなど応援する手段が増えてきたのもありがたいです。

遊べる機会やメインに遊んでいるシステムにあわせてツールを選択しているので、応援するものもそちらが優先になりますが、これからも開発を続けていただき遊んでいけるとありがたいです。

ここ数日TLをみていて、悲観的な意見も多くみました。
意見として問題提起としてつぶやかれているのかと思うのですが、代替え案など添えないと開発者さんのモチベーションを下げるだけではないかとハラハラします。

開発費を提供していない限りは、いちユーザーですから応援になることだけしていけばいいのかなと思います。

応援できることは探りながら、邪魔はしないというスタンスでこれからも楽しくTRPGやオン欄セッションを遊んでいければと思います。

 

 

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Posted by たぐっちゃん