「図書館とゲーム」図書館でのゲームイベントの事例やノウハウを紹介した本。図書館以外のイベントを開催していますが、とても勉強になりました。
「図書館とゲーム」とても面白い本でした。
図書館でのゲームイベントの事例やノウハウを紹介した本です。
図書館以外のイベントを開催していますが、とても勉強になりました。
図書館とゲームとは
「図書館とゲーム」は、日本図書館協会が出版されているJLA図書館実践シリーズの1冊です。
JLA図書館実践シリーズは、図書館員の実務にすぐに役立つ情報を理解しやすい形で提供し、あわせて図書館利用者の方々にも図書館の仕事を知っていただき、利用する上でのヒントをつかんでいただこうという主旨で様々な本を刊行されています。
「図書館とゲーム」は、図書館サービスとしてのゲームと実践的なノウハウを提供し、さらに図書館情報資源としてのゲームについて考察する幅広い内容の本となっております。
ゲームの定義や整理、実際に行われたゲーム関連お事例紹介、図書館らしくボードゲームのアーカイブ化など、内容も多岐にわたりとても勉強になる本でした。
著者のお一人は、格闘系司書というアカウントで、図書館イベントの情報発信など熱心いされている方です。
私もリプライのやり取りをさせていただいたり、著書を拝見していたりしたので、新ためて本を出されるということで手に取る日を楽しみにしていたのですが、予想以上にいい本でした!
事例が豊富かつ多様で参考になります。
開催された図書館でのイベントを企画段階から丁寧に紹介されています。
イベントの内容も、ボードゲーム、TRPG,電源ゲームと豊富な内容でとても参考になります。
イベントがきっかけで高校生の方たちが新たな活動を始められたりと、拡がりも紹介されていて感動しました。
Q&Aも実用的。対応案なども案内されています。
ゲームを使った活動は良い物だ!といういい点だけでなく、動員や人手の問題など問題点もきちんと案内され、Q&Aのページで紹介されていました。
- ゲームは図書館で購入されているんでしょうか?
- 個人ボランティアやゲームサークルのかかわり方などをどう考えればいいのでしょうか?
など、とても有用な内容でした。
持ちこみゲームの扱いや、スタッフ以外の方のルールのインストやアドバイスなど、今後私たちが活動するなかでも起こりそうな問題も案内してあり助かりました。
図書館情報資源としてのゲームの取り扱いや、収集や保存などゲームアーカイブの資料としても素晴らしいです!
図書館員の実務に役立つ本ということで、図書館情報資源としてのゲームの取り扱いや、収集や保存などゲームアーカイブの資料としても素晴らしいです。
各町にゲームが保管・管理されて、ときには避難所などでもそういったゲームが人の心を和らげるために役にたつとか、そういう活用の今後されたら素晴らしいなと思います。
ゲームイベントをするために、図書館に限らず活用できる本です。
図書館員の方向けの実務向けの本ですがゲームイベントをされている方たちには役立つ情報が漫才の本です。
やはり書籍にまとめられていると読みやすいです。
企画書も紹介されていました。活動の助けになります!
ゲームイベントを主催されているかた、いつか開催してみたい方皆さん参考になると思います。
なかにはゲームイベントの企画書も案内されていました。
TRPGの解説が丁寧。参考になります。
TRPGはいまだにどういうものですか?ときかれると説明しにくい趣味なのですが、こちらの本のTRPGに関する解説はとてもわかりやすく、他の人にTRPGの説明する際は、この本に書かれていた内容を参考にしたいと思います。
「図書館とゲーム」は、急ぐなら日本図書館協会さんのサイトから、待てるならe-honで注文するのがいいかも!
とても素敵な本なのですが、この記事を書いている段階(2018年10月20日)ではアマゾンでの取り扱いがありませんでした。
日本図書館協会さんのサイトの注文は、送料入れて2000円ちょっとでした。
郵便局の振込用紙が送られてくるので、後払いという感じです。
本当にいい本なのでぜひ手にとってほしいです!
e-honでの取扱い始まりました!
自分の近所の本屋に取り寄せできます!
図書館とゲーム イベントから収集へ e-honでも取り扱いはじまりました。トーハンさんのサービスなので全国への流通も始まるはず。
e-honなら近所の本屋さんに取り寄せできます。https://t.co/OyAFO102nC— たぐっちゃん@鹿児島TRPG倶楽部 (@taguchan) 2018年10月23日