アリアンロッドプレイレポート「迷宮の樹」

アリアンロッドプレイレポート「迷宮の樹」 – TRPG・オンラインセッション入門サポート!鹿児島でTRPG・ボードゲーム暮らし

迷宮の樹

TRPGの楽しみ方のひとつ、遊び方のひとつにIRCなどを用いたオンラインセッションがあります。
TRPGは、基本的にメンバーが揃わなければ遊べないゲームですが、インターネット上でなら遠い場所の方ともプレイすることができます。
プレイ自体はチャットを使って進めますが、キーボードを打つスピードなどにもよりますが、やはり目の前の方と会話を交わすスピードでセッションを進めることは難しい部分があります。メンバーの時間の都合によりセッションが中断したりする場合もあります。

スカイプセッションは、世界中どこへでも無料コールが、今すぐお楽しみいただける、操作が簡単な無料のソフトウェアSkypeを利用したセッションです。
会議機能を使うと何人かの人と集まって、同時に音声通話を楽しむことができます。

今回はわたしがお世話になっているAHCさんのメンバーとアリアンロッドをプレイすることになりました。
初アリアンロッドが、初スカイプオンセです。

プレイレポート

遺跡の街、ラインにあらわれた樹。それは、数日で塔ほどの大きさに育った。

その樹は、一人の魔術師の計画によるものだった。

黒き魔剣を使い、魔術師が進める計画とは?

そして大樹の正体とは―?

アリアンロッド第一話「迷宮の樹」

冒険の舞台が君を待つ!

アリアンロッド基本ルールブックにあるシナリオのプレイレポートです。
未プレイの方は、お気をつけください。


スカイプセッションの勧め

まずはキャラクター紹介。

カスミ・モモタロウ
クラス:ウォーリア/サムライ
必殺始末隊のギルドマスター。ふだんはおどおどとした頼りなさそうな22歳のヒューリンの青年。
しかしその正体は、巷でうわさの怪傑オニマスク!
今日もエンディングフェイズは彼の活躍の場だ!

カッテーナ
クラス:メイジ/ニンジャ
名家の生まれだが、ベネット(リプレイに出てくるへっぽこキャラクター)に憧れるあまり人生を誤ったヒューリンの女の子。
「~でゴザルですわ。」という口調がチャームポイント。

ディラン・ダーマハル
クラス:アコライト/セージ
持って生まれたその美貌と巧みな話術で世を渡るイケメンなヒューリンの青年。
グランアインの神官で敵の属性が気になるお年頃。

マジ
クラス:シーフ/ダンサー
人間の旅芸人一座に育てられたヴァーナ兎族(アウリラ)の男の子。
ダンサーといっても中国雑技段的な芸風。
13歳になったのをきっかけに一座を離れて修行のたびに出た。

プレイレポートは、マジ視線で書かせていただきました。

メンバーの方ご了承ください

プレイレポート

-オープニングフェイズ 緊急依頼-

「大変なんです!大変なんです!緊急事態なんです!」
ラインの酒場で食事をとっていた必殺始末隊のメンバーに神殿の受付嬢フィリスが声をかけてきた。

必殺始末隊は、デビューしたばかりのギルド。小さな事件をいくつか解決しており、フィリスとは顔見知りだった。

フィリスにうながされて酒場の窓から城壁の向こうをみるメンバー。
そこには怪しげな大樹の姿があった。

フィリスの以来をうけ大樹に向かうメンバー。その間も大樹は成長を続けていた。

-ミドルフェイズ 大樹の中へ-

30mはありそうな大樹。どことなく魔力を帯びていることがわかる。
その幹の根元には、一枚の扉があった。

モモタロウ:「この樹何の樹気になる機という感じですな」
カッテーナ:「どこからみても怪しい樹でゴザルですわ」
ディラン:「樹に扉があるなんておかしな話だ」
マジ:「お仕事しますよ」扉を調べるマジ。

中は直径20mほどの空間。
奥には階段がひとつ。そこから大量のフォモールが降りてきた。

ディラン:「エンサイクロペディア、僕に知らないモンスターなんていないのさ!」
マジ:「切りつける!」
モモタロウ:「トルネードブラスト!」
カッテーナ:「忍法火遁の術!」

待ち構える敵、罠、仕掛けを華麗に回避して上を目指すメンバー。

マジ:「ゴミの山を探します」
カッテーナ:「HPポーションを見つけたでゴザルですわ!」
ディラン:「聞き耳をたててみよう」
マジ:「ハンサムイヤーは地獄耳(笑)」

大樹の中を探索するメンバー。妖魔たちの計画書。

地中に伸びる根を利用してラインの城壁を突破するという計画だ。

-クライマックスフェイズ 迷宮の樹-

最上階で待ち構えるフォモールの魔術師エイスファス。そしてガーゴイル達。
魔剣の突き刺さった魔法の宝玉。その魔力がこの樹の成長を早めているようだ。

「魔剣の魔力があれば、あと少しでラインの城壁が破れたものを!」
「貴様たちの血をささげ、いますぐ砦を完成させよう!」

「させるか!」
エイスファスに飛びかかるモモタロウ。
エイスファスの魔力に弾き飛ばされあがる土煙。

土煙がはれたその場所には怪傑オニマスクの姿が!

オニマスク:「おぅ!おぅ!お前の悪事もこれまでだ!」

マジ:「怪傑オニマスクさんも来てくれたし、あいつの悪事を止めましょう!」

ディラン:「カッテーナ君、ガーゴイルには君の魔法が有効だ。石に物理攻撃は効きにくいからね」

カッテーナ:「言われなくてもわかっているでゴザルですわ!」

怪傑オニマスクの一撃が、ガーゴイルとエイスファスを切り裂く。

血を流しながら宝珠に最後の力をそそぎこむエイスファス。
暴走を始める宝珠。急激な成長を始める樹!

最後の力を振り絞り宝珠の破壊に挑むメンバー。

タイムリミットが近づく中、魔剣を抜くことに成功したモモタロウ。
すさまじい
魔剣の魔力に包まれるモモタロウ。

メンバーの猛攻により弾け飛ぶ宝珠。
それに呼応したように崩れだす大樹。

その根はラインの城壁の直前で止まっていた。

大樹を破壊し、神殿へ赴いた冒険者達はそこにフォモールの王が封印されていることを知る。
そしてモモタロウの手にした魔剣がその封印を解く鍵だったことを聞かされる。

ディラン:「ハンサムの僕がいれば大丈夫さ!」
モモタロウ:「怪傑オニマスクさんがいますよ!」
カッテーナ:「大丈夫でゴザルですわ!」
マジ:「モモさんの呪いとけますかね?」

ラインの危機は去った。
だが魔剣の謎、妖魔の暗躍・・・

必殺始末隊の冒険はまだ終わらない!

感想

初挑戦のスカイプセッションは、とても楽しいものでした。

このストーリーはシナリオ集「ファーストクエスト」に続きます。
後4本、計5本のシナリオからなるキャンペーンなので、また遊ぶ機会があればありがたいです。

スカイプセッションに関する実験的なセッションでしたので、そういった面での感想も書いてみます。

メンバーを集めよう

スカイプオンセもメンバーが揃わなければ遊べません。

今回はAHCさんでメンバーを募集されていたセッションに参加させていただました。
AHCさんはmixi上で活動されています。mixiなどのSNSには、コミュニティにイベントを管理する機能があります。
プレイする日付と時間、メンバー数、遊ぶシステムなどを案内し参加者を募る形でセッションしました。
自分のサイトの掲示板やブログで募集したり、スカイプキャストを立てて突発的にセッションを行うという方法もあるかもしれません。
このとき気をつけないといけないのは、IRCにも共通するのですが、参加するメンバーがルールブックを所持しておくことがセッションをスムーズに進めるためには必須です。
自分のサイトにオリジナルシステムやサンプルキャラクターを準備しておき、それをもとに遊ぶというのもひとつの方法ですよね。

ダイスを振る場所の確保

TRPGはキャラクターの行動の判定の成否にダイスを利用します。
ダイス目などは自己申告にすればいいのでしょうが、事故を防ぐ意味でもIRCやダイスの触れるCGIなどを利用した方が良いかと思います。
今回はIRCでダイスを振りました。

録音するときの注意

セッションの様子を録音し、リプレイなどを書きたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は録音の実験も同時に行いました。使用したソフトは「Tapur」です。
通常は自分の声と相手の声のステレオ音声として記録されます。この設定は変更可能です。

セッションは数時間に渡る場合もあるので、ソフトの録音時間の設定を変えてあげる必要があります。
プレイ時間はファイル→設定→録音設定の録音時間の制限をいじれば、12時間まで録音できます。

通常の録音と同じようにマイク音量などはメンバーであわせるようにしてください。
録音するということ自体もメンバーの了承を経てから行ってくださいね。

実際のプレイ

プレイしたのはアリアンロッドRPGルールブックに記載されているシナリオ「迷宮の樹」でした。

このシナリオは、プレイヤー3~5人、キャラクターレベル1、プレイ時間は3~4時間を想定して作られたシナリオです。
今回私たちは、プレイヤー4人、キャラクターレベル2、プレイ時間は3時間ほどかかりました。
GMさんやメンバーの方の協力もあり、オフセッションと比べてもスムーズな進行ができたような気がします。
ダイスなどの管理もIRC上でするので簡単ですね。

問題は声がかぶったときの判別がつきにくい。
顔を見ながらの会話ではないので、お互いの細かいニュアンスが読みにくいぶん意思の疎通が図りにくいですが、これはIRCも同じですからね。

オフセッションもスカイプもIRCも楽しい時間を過ごそうという気持ちが大切だなとつくづく思いました。
録音したデータを聴きかえしてみても、笑い声が絶えることのない楽しいセッションでした。

卓を囲んでいたくださったみなさんありがとうございました。

スカイプセッションは、ソフトのインストールなどのページも作ろうかと思ってます。