ソードワールド2.0プレイレポート「燃えろ!冒険者の初仕事」

ソードワールド2.0プレイレポート「燃えろ!冒険者の初仕事」 – TRPG・オンラインセッション入門サポート!鹿児島でTRPG・ボードゲーム暮らし

SW(ソードワールド)今年20周年を迎える国産TRPGが、ソードワールド2.0として生まれ変わりました。

学生時代は、毎週のように集まってセッションをしたものでした。
社会人になり、他県に行ったりとそのころの友人たちと、あのころのように冒険に出かけることはできませんが、インターネット上で新たなメンバーと冒険にでることができました。

コリン

昨日のことのように思い出せる。
冒険者の兄ちゃんと過ごしたあの夏。
ぼくは、兄ちゃんみたいな冒険者になるんだ!

新米冒険者タビットのコリンの冒険が始まります!

予告ぽいもの

“橋の国”ダーレスブルグの冒険者の宿『闇夜のかがり火』亭。

オープンしたてのこの店に集った新米冒険者たち。

ぞぎゅ!ぞぎゅ!

店内に響く奇妙な音。床から生えたのこぎり。

さぁ!冒険のはじまりだ!

「燃えろ!冒険者の初仕事」

剣の作りし世界ラクシアに、新たな冒険者が生まれる!


キャラクター紹介

まずはキャラクター紹介。

ピア
クラス:ファイター2
人間生まれのナイトメアで16歳の女の子。
自分の生まれなど基本的に興味がないため、角も隠していない。
家に居てもつまらないので家出。冒険者になった
パーティきってのダメージメイカー。高い筋力を活かして自分の身長をより長い剣を楽々振り回す。

リーゼンハルト 

クラス:ファイター2/セージ1
ドラゴンに育てられた21歳独身のアックスファイター。
あやしげな仮面を普段からかぶり、見た目は気味悪いが、小鳥の休憩所になるくらいの温厚な性格。
ときおり覗かせる温厚な性格は、パーティの清涼剤。
フォーチュンクエストのノル的存在。

ナーティ・フォール

クラス:フェンサー3/スカウト1
16歳の人間の男。
冒険者に拾われ、愛情を注がれて育つ。自分も人の役に立つ人間になりたいと願い、冒険者となる。
よく女の子に間違えられる。むしろそれが普通。左手の甲に謎の刺青がある。
パーティきっての人情家で熱情家。

カッティー・スノー・ワルー
クラス:マギテック2/シューター1
ドワーフ生まれの男性ナイトメアで15歳。
ドワーフに拾われ育てられた。破産した一家の助けになればと冒険者になったが、借金返済か食費かどっちを優先すべきか常に悩んでいる。
攻撃に回復にと大活躍!

アルメンドラ
クラス:プリースト(月神)2/セージ1
好奇心のままに世界彷徨う放浪エルフ。262歳女性。
しとやかで理性的だが、淫猥な雰囲気をだすときも。
若いころ男性として育てられたため、今もどちらかというと女性が好き。
退廃的な雰囲気だが、気風はよく、サッパリとしている。露出の高い衣装を好み、薄いヴェールで口元を覆っている。
パーティのまとめ役でみんなのお姉さん的存在。コリンはアルを慕っている(ご飯奢ってもらった)。

コリン
クラス:コンジャラー2/セージ1
6歳のタビット。時間を見つけては自作のドールやパペットを作っている。いつかは人形遣い(パペットマスター)といわれる偉大なコンジャラーになるのが夢。
ちいさいころ(といっても現在も6歳)とある冒険者に命をたすけられたことがある。その冒険者とはしばらく兄弟のように過ごしたが、ある日突然いなくなる。
その冒険者にひとことお礼を言うため、6歳の誕生日に家を飛び出し冒険者になった。

プレイレポートは、コリン視線で書かせていただきました。

メンバーの方ご了承ください

プレイレポート

-始まりは突然に-

コリンはタビットのコンジャラー。駆け出しの冒険者だ。
いま「橋の国ダーレスブルグ」に着いたばかり、旅の途中であった冒険者たちと冒険者の宿「闇夜のかがり火亭」に向かっている。
剣士のナーティの知り合いだというその店は、以前はレストランを運営していたそうだが最近冒険者の宿にリニューアルしたらしい。
今日はそのオープン日だということで、このパーティ始めての依頼を受けるため宿に向かっている。
新装開店と書かれたのぼりがたつその店の中では、ドワーフの少女が期待に満ちた目でこちらをみていた。

アルメンドラ:「あら、かわいらしい娘ね^^」
カッティー:「ドワーフの店とは、落ち着けていいな」
リーゼンハルト:・・・(周りの鳩たちにえさやったり)
ピア:「・・・・とりあえずお勧めの定食おねがい」
少女:「いらっしゃいませ!初めてのお客様ですね!」
コリン: 「そうです。僕たち冒険者です」照れくさそうに

そのうちこの店の名物だという料理が運ばれてくる。
その料理の名は『地獄の業火ソテー』
その名の通り燃える鉄板は、置かれたテーブルまで焦がす勢いだった。
オープン初日だというのに、他に客のいない店内。
味はいいのだが、過剰な演出が多くて客がつかないのかもしれない。

料理のことや始めての依頼の話をしながら時間を過ごしていると

ぞぎゅ!ぞぎゅ!

という奇妙な音が店内に響き渡ってきた。

音の聞こえた場所に視線を移す一同。
そこには床から生えるのこぎりの姿があった。

1mくらいの円を描きながら、のこぎりが床を切っていく。
訝しがる一同の前で抜ける床。
その隙間から、びっくりした顔の犬っぽい顔がのぞきます。

コリン:「コボルトさんですね・・」

それを押し出すように、現れるゴブリン。

ゴブリン:「金庫を運び出せ!・・・あれ?」

飛び出してきたコボルト1匹とゴブリン3匹は顔を見合し「あれぇ?」という表情を浮かべていた。
どうやら黄金づくりの金庫があることで有名な「金剛石の剣」というお金のあるお店と間違えて襲撃してきたらしい。
照れ隠しに攻撃してくるゴブリンたち。

たちまち店内は乱戦状態。

お互いが攻撃するたびはじけ飛ぶ店内の調度品。
あがる宿屋の親父とドワーフっ子の悲鳴。

「オープンしたてのお店がー!」

ピア: 「・・・・あ・・・・床ぶち抜いちゃった」
ナーティ:「開店直後から大波乱だ・・・;」
カッティー:「弁償は蛮族どもに」

ゴブリンたちは倒れ、テーブルの下に隠れていたコボルトにした一同。
仲間に「オイコラ」という名で呼ばれていたというそのコボルトは懐から一枚の紙を取り出し事情を説明しだす。

この街の近くの遺跡に住んでいたという彼らは、資金がなくなりこの街で有名な金庫を地下からいただくことにしたらしい。
陥没・水没などで仲間の数もどんどん減っていき、やっとたどり着いたと思ったら、別の宿屋だったということらしい。
コボルトの取り出したものは、この作戦の計画書らしく、たどたどしい汎用蛮族語で「うち→きんこ」と書かれていた。

コリン: 「すごい地図だ!」
アルメンドラ: 「この地図じゃ……ちょっとムリよねぇ^^;」
ピア:w
ナーティ:「ここに辿り着いたのだって、すごい確立ですよね・・・?」
カッティー:「ドワーフ育ちとして、この地図で掘るのは許せんのぉ」

日曜大工と料理が得意だという「オイコラ」は「シュナイダー」と改名され、宿で働くことになる。
そして
依頼の中に遺跡に住み着いた蛮族退治というものがあったことを思いだした一同は遺跡に向かった。

-始めての冒険-

遺跡の前に仕掛けられた鳴子の罠を解除し、入り口まで近づいた一同は、投降を呼びかけることにした。

アルメンドラ: 「オイコラ!でてこーい!」蛮族語で

急に騒がしくなる遺跡内

「俺か?」「お前かも」「でもご主人様は中だよな」「てことは」「やべえ、人族だ!?」

「ご主人様、人族です!」「俺たち逃げるんで、よろしく!」

「な、なんだとおー!?」

しばらくの喧騒のあと、扉を閉める大きな音とともに急に静かになる遺跡。

カッティー: 「穴から逃げおったーーーー」
ナーティ: 「とりあえず、追いましょう」
ピア:「だねw」

コリン: 「追いかけましょう」
アルメンドラ:「穴って いくつあるのかしらね」ワクワク

遺跡の内部には奥へ続く扉と3つの穴。
ひとつは水没、もうひとつも崩れ、残るひとつも・・・・

ズズーン!「ギャー!」という物音と振動が。

ナーティ: 「・・・崩れましたね」
コリン: 「走るから・・・」

アルメンドラ: 「崩れたわね」

扉の奥に進むとリーダーの部屋だったようで、ありあわせのもので精一杯飾り立ててある。
探索判定に成功し、隠し扉のさらに奥に向かう一同。

遺跡に仕掛けられた銃撃の罠などを潜り抜け、ついにリーダーであるボガードを追い詰める。
そのかたわらにはみなれぬ機械人形の姿があった。

ボガード気づいて「はっ!? ・・・はっはっは、待っていたぞ冒険者ども!」

コリン:「いやいや、逃げようとしてたし」

ボガード:「細かいことはいい。ここがお前たちの墓場になるのだ!」

魔物判定により、機械人形は「ガーウィ」であることがわかった。
刃をはじく機械の身体、両手の銃で2回攻撃をしてくる強敵だ。

コリンの補助魔法で戦意の上がった前衛メンバー、ナーティの2刀流が閃き、ピアとリーゼンハルトの斬撃が敵を追い詰めていく。
カッティーの銃口からは魔法の光がほとばしる!
アルメンドラの神への祈りが、傷ついた仲間を癒していく。

しかしこちらも無傷ではいられない。ガーウィの銃撃に倒れるアルメンドラ。

コリンのアウェイクポーションで回復はしたもののピンチは続く。
ナーティの攻撃でボガードは倒したものの、金属の身体をもつガーウィに決定的な1打を与えられずにいた。

魔法使いたちの気力もつきかけたそのとき、ピアの渾身の一撃がガーウィをとらえる!

ピア:「・・・・・・おもったよりもろいね」

起動停止するガーウィ。

安全を確認した一同は、陥落により生き埋めになったゴブリンたちを葬り、街へ戻ることとなった。

ナーティ:「今度生まれてくるときは、判り合えるといいね・・・」

-僕の居場所-

闇夜のあかり亭にかえるとその様子はすっかり変わっていた。
きれいな店内、美味しそうな料理。
そこにはシュナイダーが指示を飛ばして、少女が忙しく働いている姿があった。

シュナイダー:「おかえりなさい! 良かった、みんな無事なんだ」
シュナイダー:「お店もきれいになりました、もっとお客さん呼べますよ!」
少女:「おかしい、こんなはずじゃ・・・」

今ままでこき使われてるばかりだったので、自分の才覚を行かせる場が見つかったのは嬉しいようだ。

コリン: 「シュナイダーいきいきしてるね」
アルメンドラ:「くすくすw」
カッティー: 「へー、大したものだ」

コリン: 「これなら他のお客さんが来ても大丈夫ですね」
ナーティ:「(様子を見つつ)・・・多分、シュナイダーは助けることが出来たのかな・・・?」
アルメンドラ: 「そうね」
コリン: 「居場所があるのが一番大切です」
カッティー: 「そうじゃな」
リーゼンハルト: 「よかった(泣)」
ナーティ: 「そうですね・・・ボクの居場所、か・・・」

オヤジ:「できれば、この店もお前らの居場所になってくれるとありがたいがね」
と、炎をかたどった赤色の宝石をちゃりちゃりととりだすオヤジ。

カッティー:「それは?」
オヤジ:「さっき作ったうちのエンブレムだ。つけてくれるか?」
アルメンドラ: 「あら、もうくれるの?w」

オヤジ:「記念すべき、冒険者第一号だからな」
ピア: 「ふむ・・・・・ひまにならないならかまわない」
コリン:「これが冒険者の・・・」感動にひたってます
アルメンドラ: 「ずいぶんと信用されたものね」クスリw
カッティー: 「それは光栄じゃな」(^^
オヤジ:「渡すからには、これからもバリバリと働いてもらうからな。覚悟しとけよw」
リーゼンハルト: 「光栄だ。友達のお店」
コリン:「頑張ります!」

こうして僕らの始めての冒険は終わった。
僕の目指すパペットマスターへの夢。
あこがれるあの人に追いつくまでは、まだまだ時間がかかるかもしれないけど、僕は仲間を自分の居場所を見つけられたような気がする。

感想

ソードワールド2.0はおもしろいです。これ一番の感想。

メジャータイトルの版上げは、たぶん製作者の方も緊張されたんだろうなと想像するのですが、みごとな2.0だなと思います。
以前の楽しさそのままに、より遊びやすくなっているなという印象です。
文庫なのもいいですよね。

キャラメイクにしても、以前ならダイス目に左右されて「このキャラ使えないな、振りなおし何回OK」とかういう場面も多かったですが、そんなに能力値で不利益を蒙らない印象です。
生まれで心技体の数値が決まるので、最低限クラスに必要な能力地の確保できますし、セッション終了毎に能力地のどれか上昇というシステムは、キャンペーンやりたくなります。

筋力=攻撃力、だから筋力超重要!というのがソードワールドの印象だったのですが、2.0は武器ごとの威力値という形でレーティング固定されているので、その武器に必要な筋力があればよく、キャラメイクの優秀さもあいまって気が少し楽ですね。
買い物の楽しさも増したので、依頼の報酬は大事です。

戦闘技能というものが追加されたのですが、これもキャラメイクや成長の楽しさを広げてくれています。
我がコリン君は、<魔法制御>目指して、<魔法収束><魔法誘導>を取得しているのですが、コンジャラーだったら普通<魔法拡大/数>だよね。とか妄想するのも楽しい。
魔法制御でレイジングアース、味方だけ回復とかやってみたいんですよね。クラウド系とも相性いいですしね。
今回15レベルまで上がるらしいので、成長の楽しみが増した感じです。

乱戦は少し複雑ですが、使いこなせば「路地裏に逃げ込んで各個撃破だ!」とか楽しいプレイも出来そうです。
離脱の回避-4が怖いので後衛系は気をつけろ!2ラウンド損するしね。

世界観はフォーセリアからラクシアという舞台に移り、新種族や新クラスなども導入されました。
フォーセリアは公式的にも今後サポートや小説やリプレイなどは展開しないということで昔からのファンとしては寂しい部分もありますが、ラクシアもフォーセリアのように大きく育って欲しいですね。
水野良先生とか小説書かれるのかな?
私はうさぎもメカメイドも、これボス属性だよねなナイトメアもありなので、これからの展開楽しみです。

キャンペーンやGMをしたいと思えるのは、重要なことだと思うんですよね。
キャンペーンのネタいろいろ妄想中。
持ち回りでマスターして、独自の街やNPCを育てていくような遊び方が出来れば良いなと思っています。