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「時をかける少女」感想

鹿児島ミッテで「時をかける少女」を観てきました。

待ちに待っていた名作、ついに鹿児島上陸です

時をかける少女 鹿児島上陸「時をかける少女」を観ての感想は、「まっとうな青春映画」でした。

自分が中学生・高校生のとき観たかったし、夏に観たかった、そんな感想をもちました。

今はやりのアニメのように、予備知識を必要とすることや、こちらが構えることも無く、すぅーっと等身大の主人公達が自分の中に入ってくるそんな感じです。

主人公、紺野真琴はタイムリープという時間を遡る力を手に入れ、自分のためにタイムリープを使い始めます。

ネタバレになるので書きませんが、その使い道は本当にくだらないものばかりなのですが、自分も学生時代だったらそんなことしてたかもと思いながらストーリーは進んでいきます。

次第にタイムリープを自分の欲望から、自分と他人の関係のため、さらには他人のために使いはじめる真琴。

紺野真琴の未来や友情、恋愛を絡めながら、さわやかな感動と共に映画は終わります。

「細田作品」とか「作画がどうのこうの」とか、「山本二三さんの背景がどうのこうの」とか色んなこと言えるのですが、この作品をお勧めするのはそんな言葉ではないなと思いました。

私は普通の人より少しだけアニメが好きなので(少しか?)、お勧めする作品や話題もアニメが多くなると思いますし、全てを受け入れてもらえるとも思っていませんが、この作品は自身を持ってお勧めできます。

もし観に行かれる際は、普段アニメを見ないような中学生・高校生にぜひ勧めて欲しいですね。

そういった子達がこの映画から何かを受け取って帰る事ができるんだろうなと、ほんの少しの羨ましさも込めて思いました。

アニメの力をあらためて感じることができました。

私も、真琴をみならって走りつづけないといけませんね。

私は大学でCGやらWEBなどを勉強していました。

就職活動の時期を迎え、まわりの友人が、ゲームやら実写やらの業界に就職していくのを横目にみながら、アニメの仕事がしたいと専門学校に通うことにしました。

専門学校の同級生を見渡してみるとみんな18歳、14歳が主人公のアニメ「エヴァンゲリオン」を14歳の頃に見てファンになり、この業界を目指した。そんな子達が多い中に、「耳をすませば」をみてこの業界を目指したという子がいました。

「耳をすませば」は、小説家になりたい女の子と、バイオリン職人になりたい男の子が主人公の作品です。

その子は、佐賀から毎日片道3時間かけて専門学校に通っていました。作品制作で帰れなくなるたび、私の家に泊まっていたのですが、そのたびに「耳をすませば」への思い、アニメへの思いを語っていました。

本当にその子は「耳をすませば」というアニメに出会い、人生が変わったんだと思います。

すごいことだと思います。

ある時期、ある場面でその作品にあうことで人生が変わるということが、世の中にはたぶんあるんですね。

「時をかける少女」をみて、その子のことを思い出しました。

  

2006年12月 4日 07:39